カブト虫がボールの表面を這い回る
その時、カブト虫には自分のたどった道筋が
曲がっているとは気がつかない
でもインシュタインはうまい具合にそのことに気がついた
視点をかえて物事を見つめる 大きな視野で眺めてみる
重要なポイントがはっきり浮かぶ
そして発見し、理解し、真実を見つけ次の可能性へと挑戦する
当たり前のことに疑問を感じ 素朴な疑問を次々と投げかけた
「光の後ろからひかりを追いかけたら・・・
どんな風に見えるだろう
同じ速度で走ったら 光は止まって見えるだろうか?」
笑顔を浮かべ、くりくり目を動かす
好奇心旺盛───そこから始まる
書斎でも、お陽様の下でも 時間は同じように刻まれる
都合の悪いことはまったくない
いつでも考えている どこでも考えられる
時間を自由に扱えるようになれば 物事はスムーズに運ぶ
固定観念にとらわれず つき進むことができる